しおのゆの『ウチの王子☆サンパウロへ行く』

2011年3月末よりサンパウロ在住。この間まで現役で働き、家事なんて疎か極まりなかったこの私。そんな私が専業主婦になれるのか!しかも場所は地球の裏側サンパウロ!
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サンパウロ茶会事件

言葉(ことば)
話す・書くなどの行為をする事によって
情報伝達手段となりうる意味があるものの総称。
心・気持ち・思い・考え等を表す手段の一つである。
学術的分野では、「言語」とも称される。
(中略)
人間は社会を形成して生きている。
社会は互いに自分の意志を相手に伝え、
認識を共有する事で営まれている。
この為、自分の意志を相手に伝えたいという人間の欲と
社会習慣が言葉を生み出したのではないかと考えられている
(Wikipedia参照)

今日何となく入ったカフェでの出来事

一人の女性が叫んでいる
『Cha!(チャー)』
(お茶!)
店員さんが繰り返す
『Chá?(シャー)』
(お茶ですか?)
また女性は繰り返す
『Cha!(チャー)』
(お茶だってば!)
店員さん超困る
『…Esse é chá』
(それがお茶ですが…)

このやりとり
オチはこういうことだ

この女性、実はアルゼンチンからの旅行者
アルゼンチンではお茶と言えば『マテ茶』(らしい)

方やブラジレイロの店員さんの手には
『紅茶』『緑茶』『アロマティー』
が、握られていた…

どっちも間違っていない。
お互いお茶と訴えていたことには…

この女性は闇雲にお茶を要求していたわけではない。

アルゼンチンの公用語はスペイン語
スペイン語でお茶は
『Té
(テー)
ブラジルの公用語であるポルトガル語では
『Chá
(シャー)

発音こそ惜しかったが
この女性はちゃんとポルトガル語で話していたのだ。

この一件でアタシが何を言いたいかというと

『語学習得はゴールじゃありませんからー
(もういいか、このネタ)

言葉というのは
それそのものに価値があるのではなく
それを手段とし
て人と人とがコミュニケーションを深められたときにこそ
その真価が発揮されるもんだと言うこと。

このアルゼンチンから来た女性も
アルゼンチンで勉強してきたであろうポルトガル語の
『Chá』
は、ブラジルではマテ茶を指さない。
店員さんも良い勉強になったよと笑っていた。
その経験を持って初めて
『言葉のChá』
になったんじゃないだろうか。

それまでは単なる記号の羅列でしかないと思う。

結果
このネタで盛り上がった前述のアルゼンチーナは
オススメの観光スポットまで教えてもらい
帰って行った。

この『お茶会事件』を取っても、
国が変われば、たったカップ一杯のお茶でさえ
話の種になるのだ。
辞書を丸呑みし、
『お茶=Chá』
で、終わってしまうのはもったいない。

もし語学習得に苦労して、
またはやりきった為に燃え尽きてしまい
目標を見失いそうになったら
是非ブラジルの人とお茶へ行くことをオススメする。

そしてその一杯のお茶に込められたブラジレイロ達の日常を
思いっきり堪能し、
できることなら日本の茶の湯の心得でも話してあげて欲しい。

それがきっと心・思い・気持ちを伝える手段である
言葉本来の使い方だと思うから。

本家『ボストン茶会事件』も翻訳する時に面白い事件が起きているので、是非参照して欲しい。


ちなみに

この後、
実はお財布を忘れてお茶を飲んでいたことに気づいたアタシ。
ご近所で一生懸命働く王子にお金を持って来てもらって
事なきを得たことは
ココだけの秘密…

これぞホントの
『お茶会事件』
で、ある…




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