しおのゆの『ウチの王子☆サンパウロへ行く』

2011年3月末よりサンパウロ在住。この間まで現役で働き、家事なんて疎か極まりなかったこの私。そんな私が専業主婦になれるのか!しかも場所は地球の裏側サンパウロ!
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モラトリアム~THE BLUE HEARTSよ永遠に~

モラトリアム~moratorium~

学生など社会に出て一人前の人間となる事を猶予されている状態を指す。心理学者エリク・H・エリクソンによって心理学に導入された概念で、本来は、大人になるために必要で、社会的にも認められた猶予期間を指す。日本では、小此木啓吾の『モラトリアム人間の時代』(1978年)等の影響で、社会的に認められた期間を徒過したにもかかわらず猶予を求める状態を指して否定的意味で用いられることが多い。
(Wikipedia参照)

学生でもないし
一回社会にも出たし
でも一人前じゃないけど
人生で二度目のモラトリアムの記録

サンパウロに着いてからの2ヶ月間、アタシはほとんどサンパウロの街に目を向けることはなかった。

何故なら家のことで精一杯だったから。

ついこの間まで必殺仕事人だったアタシが
9ヶ月も別居し、旧姓のままにエセ独身を謳歌していたアタシが
独り暮らしをしていたものの自炊なんてロクにしていなかったアタシが
七畳一間の1Kマンションを理由に掃除洗濯週一回だったアタシが
しょっちゅう飲み歩いて午前様していたアタシが
○▲◇※%#&♪(自主規制)だったアタシが

いきなり主婦をやれと言われても出来るわけがない。

全てのものが手の届く範囲に合ったあの頃から
倍以上の3部屋もある外国の家になり
王子が遊びに来るとき『だけ』凝った料理を作って
可愛い子ぶっていたあの頃から
毎日二人分も作らなくてはいけなくなり
(しかもメニューを変えて)
自分の稼ぎは自分のものだと言わんばかりに
買い物を楽しんでいたあの頃から
『扶養家族』という名のもとにお菓子一つ買うのも迷う日々…
(これはそうでもないか(笑))

正直サンパウロに何をしに来たんだという有様…

じゃあポルトガル語はどうしたんだと聞きたい方もいるだろう。

…全然やってなかった。

日本にいる頃
『英語が出来るなら大丈夫だよ』
という言葉を鵜呑みにしてほとんどやらず
いざ来てみたら英語なんてこれっぽっちも通じず
『EIGO DE ONEGAISHIMASU
なんて言おうものなら鼻で笑われ
コーヒー一つ注文できずに泣いて帰ったこともあった。

それなら悔しがってやればいいだろうと思うだろう。
しかし後に書こうと思っているのだが
アタシにはポルトガル語が堪能な『御年21歳の姫』が友達でいるのだ。
この姫におんぶに抱っこで会話をしていたため
本人生活に困っていないと勘違い。
しゃべろうという気力さえ湧かないこの体たらく…

『言葉』というジャンルにおいてこれほどの挫折を味わったのは
中学一年時に駅で外国のおばあちゃまに切符の買い方を聞かれて以来5年ぶり
(10年ばかり足りない)

日本にいた頃の毎日忙しく(飲み会含む)それでいてキラキラしていた日々が嘘みたいだ。

外国の、しかも地球を挟んで反対側のブラジルへ来たとは到底思えない
会話をするのは日本語だけというつまらない生活。
いや、つまらないという事実にさえ気づかないくらい茫漠と過ごす日々…

頭の片隅ではどこか
『このままじゃいけない…』
そう思っていた。
もっと自分で勉強しなくちゃいけない。
自分から動かなきゃいけない。
でも思っていてもなかなかエンジンがかからない。
結局忙しさを理由に逃げてしまう日々が続いた。


このまま時間の流れに埋もれてしまうのかと思っていたある日
やっぱり事件は起きたのだった…

続く

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