しおのゆの『ウチの王子☆サンパウロへ行く』

2011年3月末よりサンパウロ在住。この間まで現役で働き、家事なんて疎か極まりなかったこの私。そんな私が専業主婦になれるのか!しかも場所は地球の裏側サンパウロ!
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出国編その6

この記事で多分サンパウロに到着できると思う…(笑)

満席の飛行機で荷物が入れられず困っていたところに出会ったブラジル人カップル。
男性の方が日本語が堪能だったため、サンパウロまでの12時間、
この二人からブラジルについてたくさん聞くことができた。
そしてこの出会いによりブラジルについていろんな理解を深めることが出来たのだった…

ヘナトとシモーニ
この名前だけ聞くとどこかの映画のタイトルのような二人。

とってもデッカイ男性がRenat(ヘナト)さん35歳。
それはそれは美人な21歳がSimone(シモーニ)
ドバイの空港で
『めっちゃ美人がいる
と思っていたのがシモーニだった。

ヘナトとシモーニは栃木県で働いていたのだが
先の地震と原発問題で一時ブラジルに帰国することにしたんだそうな。

ヘナトは日本に来て10年以上経つので日本語はぺらぺら。
対するシモーニはまだ3年と言うことであまりしゃべれない。

でもいいんだよシモーニ…
美人はほほえんでいてくれたら…
そのくらい美人である。

言っちゃ悪いがそんな美人と35歳の陽気なオッサンがどうしてカップルなのか信じられないアタシ。
そしてそのまま素直にその疑問をぶつけてみた(笑)
一歩間違ったら国際問題である。

するとヘナト大爆笑
『そうそう俺オッサンだからぁ(笑)』
あ、別にいいんだそこ(笑)
『でもシモーニはオッサンが好きなんだもんねぇ!』
オッサンが好きでもシモーニくらい美人なら他にも素敵なオッサンはたくさんいるだろう…w
『結婚しててもいいんだもんねぇ!』
結婚しててもシモーニくらい美人なら…





ん?
ヘナト?あんた結婚してんの?

取り調べてみるとヘナト容疑者(35歳)はなんと結婚していて子供が二人もいるのである!
その子供も上は12歳。
シモーニと9歳しか違わないのだ!
ってことはシモーニ(21歳)はJAPANでいうところの『愛人』さんなのである…

ちょっと待て!
シモーニくらいの…(以下上記の通り)
愛人ってアンタ!
さらに取り調べを進めると、この飛行機にその息子二人と本妻も乗っていると言うではないか!

シモーニもシモーニで
大混乱するアタシを尻目に
美しい微笑みを絶やすことなくうなずいている。

…それでいいわけ?
シモーニに日本語で突っ込みを入れるアタシ。
『彼はとてもやさしいから…
…優しい独身は他にもいるよ?
『一緒にいてとても楽しいし…
一緒にいて楽しいならアタシも結構イイ線いくわよ?
(混乱のため脱線)
答えるシモーニの顔には微塵の迷いも感じられない…
愛人故の悲壮感のかけらも見いだせない。

『日本だったらあり得ないよね』
アタシの疑問も見越したようにヘナトが言った。
うん、ないねぇ
日本だったら愛人と飛行機と言ったらお忍び旅行さ
ブラジルってこういうのアリなの?
素直に聞いてみると

ブラジルでは
『本気で好きならしょうがない』
んだそうな。

それを言い出したら日本だってそうだけど
ブラジルでは事情がちょっぴり違うらしい。

愛人のみならず本妻やその間に出来た子供たちも大事に出来る男が
モテるんだそうな。
そしてその愛人は前妻や子供たちも愛してこそ、男に愛されるんだそうな。

事実シモーニのカメラにはヘナトの息子さんたちとの写真がたくさん収められており
たまにヘナトの座席に遊びにくる息子さんたちもシモーニに懐いていた。

『浮気は男の甲斐性だ』
日本では半ば浮気を容認するための言葉として使われるが
本来の意味は
・本妻も愛人も両方十分な生活(金銭面含む)を送らせてあげられるくらいの甲斐性がある男じゃなきゃいけない
というものである。
まさか地球の裏側ブラジルにそんな恋愛観があろうとは…
びっくりである。

逆にどんなことが不誠実なのかというと…
『愛情をお金で買ったとき』
なんだそうな。
だからブラジル人女子はキャバクラが大嫌い
日本人女子もいい気分はしないが、浮気よりはマシである。

ブラジルは正直もう少し恋愛に対して緩いかと思っていた…
(ゴメン)
でも聞けば人を好きになることに対して
考え方によっては非常に誠実であることがわかった。
事実シモーニは幸せそうだし、ヘナトもイイ奴だった。
国が違えば恋愛観も違う。
自分の物差しだけで測ってはいけないと思った出来事だった。

そしてポルトガル語が出来ないアタシのために
起きている時間たくさんのポルトガル語を教えてくれた。
ブラジルをまったく知らないアタシの質問にも飽きることなく答えてくれた。
ブラジルに対する多くの偏見を二人は取り去ってくれたのだった。

多謝…

その後も二人とはメールをしている
あんなに飛行機で時間を割いてもらったのに
未だにアタシはポルトガル語が壊滅的だ…(笑)
でも二人は気長にしゃべれるようになるのを待ってくれている。
ブラジルでは友達と称して良くないことをする人もいると聞く。
でもアタシはこの二人が友達だと信じてるし
『ブラジル人は友達詐欺をする』
という偏見をまた一つ覆してくれるだろうと信じている。

やっとサンパウロ到着(笑)
長旅(長文)御拝読ありがとうございました(笑)

あ、追伸

ヘナトの偏見
『日本人は話しかけてもちっとも返事をしてくれないんだけど
こんなに話してくれるんだね!
っていうかしおのゆは面白いね!
日本人は本当は面白いんだ!』

…ヘナト
その偏見は覆さない方がいい。
何故ならアタシがよくしゃべるだけだから(笑)

ちゃんちゃん♪

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出国編その5

さぁさぁ
ドバイサンパウロよ!

散々待たされてようやく搭乗手続き開始
直前の飛行機はイランの首都テヘラン行きだったので
ちょこっと物々しい雰囲気だったが
さっき散々ドラゴンクエストでレベルを上げたから
アタシもきっと強いはず!
と、少々勘違いしながら何とか搭乗ゲートで落ち着く。

しかし…
周りを見渡すと明らかにブラジル人の皆様ばかり。
日本人なんてアタシくらいよ。
これが何を意味するかと言いますと…

搭乗するとき列んでくれないのよ

別に全ブラジリアンがそうだとは言わない。
基本的には気のいい皆様が集まっているとは思う。
でもこちらの皆様は
『順番を待つ』
という習慣はあまり根付いていらっしゃらないらしい
(嫌みだわね(笑))

結果、私は搭乗ゲートにていつまでたっても入れないという憂き目にあった…
だって列んでるつもりで立っていても次々にゲート横から人が入ってきて、いつまでたってもスッチーが搭乗券を受け取ってくれないんだもの…

搭乗券を握りしめ、
『強気の日本外交も最早これまで…』
と、松岡洋右の如くサヨナラを言ってこの場を去ってやろうかとも思ったが
(伝聞とは違い、史実によると本人は国連でそんなこと言ってないらしい)
神様は世界大戦よりも同盟を望んだらしい。
急に一人のおじさんが前に入れてくれたのだ。

おじさんの名はカルロスさん。
息子さんが日本の高校に留学していて今回卒業式に参加するため来日していたそうな。
素敵なお父さんだ。
カルロスさんは
『日本人は列ぶのにねぇ』
と、日本語で話しかけてきてくださり、ポルトガル語が壊滅的に出来ないアタシのためにスッチーに座席の確認までしてくださったのだ。
ありがとうカルロスさん

そんなカルロスさんの助けを借りて無事に搭乗に成功
あとはサンパウロまでまっしぐらだわ!

そう思った矢先、またまた問題は起きた。

何もブラジル人の方に限ったことではないのだが
みんな機内持ち込み荷物が多すぎやしないかい
自分の座席に割り振られている荷物入れを開けると、すでに何だかわからない段ボールでいっぱい
両隣も入りそうにない…

…空いてるところに入れるとしよう
(他の人を責められない行為)

と、アタシの座席から通路を挟んで向かい側の荷物入れを拝借することとした(笑)

だいたいなんでアタシも含めて3席まだ誰も来てないのに
荷物入れだけ埋まってるのよ

そうこうするウチに隣の人がやってきて
案の定荷物が入れられなくて困っていた。
だからアタシが入れた荷物入れを指さしてみたところ
お礼ついでに
『あなた日本人?』
と、めちゃめちゃ流暢な日本語で話しかけられたのである

そこにはそれはそれはデッカイブラジル人と
まぶしいばかりのブラジリアン美人がいた。

聞けば二人とも日本で働いていたのだが
先の地震と原発問題で帰国をすることにしたのだそう。

ヘナトとシモーニ。

この二人との出会いがアタシのブラジルに対する価値観を大きく変えてくれることになるとは、このときは思わなかった…

続く…

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出国編その4

前回、己の無知を呆れ反省し、今後はもっと世界に目を向けようと決意を新たにしたところに さらなる現実が待ち受けていた…

そう、乗り継ぎまであと5時間以上あるのだ…

こればかりは反省しようと抱負を語ろうと縮むわけではない

かっこよくビジネスにでも乗っていたならラウンジも使えたろうが
あいにくアタシは民衆の心をよくわかっている。
つまりエコノミーだ…
そんな横文字の部屋は使えない…

どうしたら…

あ、こんな時こそ王子に連絡だ

『ラウンジ使いたいからどうにかして

多分どうにもならないだろうが
どうにかなったらラッキーだ。
どうにもならなかったら八つ当たりすればイイだけのことだし(笑)
そんな気持ちでメールをしてみたところ
王子から返信

『80ドルで使えるらしいよ』

上記のアタシの考えを悟ったのだろうか、
しっかり使える方法を調べ上げて八つ当たりを回避しようとしたらしい。
やるじゃないか王子
でもね…ちょっと惜しかった…
あのメールはね

『ラウンジ使いたいから(ふところを痛めずに使う方法を)どうにかして』

なのよ

八つ当たり決定

確かに80ドルでお茶もご飯も食べ放題のラウンジ(王子情報)は魅力的だが実はこの調べ物の間にも1時間が過ぎ
あと4時間と80ドルをアタシは秤にかけてしまった。

そしてアタシの判断は

『もったいない』

そこからの4時間は
ひたすらDSのドラゴンクエストに費やし
あり得ないくらいレベルを上げることに成功した…

さぁ残すはドバイサンパウロよ。

長くなるからまたにするわ…
ホント長いね

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出国編その3

ドバイ空港にて

約10時間のフライトを経てとうとうあこがれのドバイ上陸
最近はバブルがはじけたとは言え、黄金の都ドバイである。
どんだけ豪華な空港なのか、しかと見せてもらおうではないか!
(気分はすでに石油王

確かにドバイの空港はおもしろかった!
まずジュエリーショップ
ドバイの空港
売っている物売っている物が24金なのだ
あまりの多さにありがたみよりも
純金積み立てこつこつ…
という歌しか出てこないアタシ…
普段からこういう物を身につけ慣れていればこんな醜態さらさずにすんだのに…
サンパウロに着いたら王子に買ってもらおう
そう心に誓い、ジュエリーショップを後にする。

次に見つけたのが
イスラム教の人のためのお祈りスペース。
ドバイの空港2
いろんな国の空港を見てきたけど
実は初めて見た
一カ所ではなく、それはもうたくさんあって、
中東の宗教色を身近に感じた瞬間だった。

そしてもう一つ、中東を真に感じる事件が起きた。

ドバイは観光の際3ヶ月以内ならばノービザで入国可能である。
それを聞いてアタシは
『せっかくだから乗り継ぎだけではもったいない!
この目でドバイの街を見てみたい!』
と、当然の如く思い立ち
空港職員をつかまえて聞いてみることにした。

『CHOTTO SOTONI DETAINODESUGA DOUNIKASHITEKURE

つかさず空港職員はこういった

『HA? BAKAIUNJANE』

詳しい事情を聞いてみると
件の中東各国情勢の悪化により
ノービザでの入国は一時的に不可になったとのこと…

確かに今、中東各国を巡る動きはめまぐるしいが
正直どこか遠くのことのように感じていた…
日本人であるがためにたいていの国ではビザもいらず、入国審査で苦労もしないし
それを当然だと思っていた。

でも今は日本人にさえも起こりうる全ての危険を排除するためにビザを要求し、無用の入国を断らざるを得ないほど情勢が緊迫している…
自分の無関心さにあきれかえった瞬間だった…

呆れ反省し、今後はもっと世界に目を向けようと決意を新たにしたところに
さらなる現実が待ち受けていた…

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出発編その2

関空ドバイにて

当然アタシは一人旅なので
基本的には飛行機のモニターが友達
逆に言うとこれ以外楽しいことが何一つない…
あらかじめお話しておきましょう…
この飛行機、ほぼ満席

深夜便だったのもあり、ドリンクのサービスの後はすぐに機内消灯
早速アタシは日本でもずっと観たかった
『塔の上のラプンツェル』
を、番組表に見つけ、大喜びでチャンネルを変える。

…変える

…変える

…変えるってば!!!

…変わらない

何をどうやっても動かないのである。
どうやらリモコンの十字キーの調子が悪いらしいのだが
これが動かないと
アタシはずっと機外映像を見ていなきゃならない。
そりゃ晴れている日中ならナショナルジオグラフィーの様な
壮大な景色も見られただろうが
今、深夜12時
外に広がるのはアタシの腹よりも真っ暗な景色のみ…

…アタシにどうしろと?

しょうがないのでスッチーを呼ぶも
スッチーも原因がわからない
そして周りを見渡して一言

『他の席…ないですね…』

ドバイまでは10時間
その間アタシはリアルタイムナショナルジオグラフィー…

本気で窓から飛び降りてやろうかと思った
忙殺の逆があるならまさにその状態だ…

ただ、神は見捨てなかった…

茫然自失していると、
となりの何人だかわからないけど
無愛想にもほどがあるとアタシが勝手に思っていた外国人男性が
あれよあれよとコントローラーをいじって直してしまったではないか。

す、すげぇ…
さっきまで無愛想とかいってゴメンよ…
こいつとは絶対しゃべることはないだろうとか思って申し訳ない
心の中で土下座しながら
とりあえず、国籍不明なので英語で礼を言ってみると
若干の笑みを浮かべてくれた…
いいやつだ
異国の地で人の優しさにふれる…
(まだ鳥取上空くらいだったが…)

しかしこの外国人、やはりただ者ではなかった

なんと、さきほどの事件において
原因はコントローラーの不調ではなく

『アタシが機械オンチ』

だからだと思っていたらしい!

映画が一通り終わり、
今一体どの辺を飛んでいるのだろうと
フライトマップを見ることにしたアタシ。
今までドバイ方面には行ったことがなかったので
航路も楽しみの一つだったのだ。

ただ、あれの面倒なところが

『画面は同じなのだが多国籍言語』

つまり、日本語表記以外にもいろいろと登場するため
タイミングによっては全く理解できない言語が登場し、
自分が得たい情報(つまり日本語)まで時間がかかることがある。

そこで運悪くアラビア語に当たり、
日本語になるまでしばらく待っていた。

…と、そこへ
左側からニュ~っと手が伸びてきたかと思うと
器用にタッチパネルを操作し
映画の画面にしてくれた。

ん?

となりを見ると先ほどの無愛想魔神が笑顔でアタシを見ている

ん?

そして魔神は
『さぁどうぞ』
と、言わんばかりに画面を指さしている

あ、わかった
アタシの為に変えてくれたのね?
また映画観られなくて困ってると思ったのね?
ありがとうブラザー

…って
おい

もう大丈夫だよ!
映画は観たんだよ!
今はフライトマップでいいんだよ!
っていうかむしろそっちが重要だし!

しかし、それを英語でいう語彙もなければ
彼のその年に数回しか見られないであろう笑顔(推測)に言い返す気にもなれず、
結局また映画を観ることにした…

その後は隣の魔神が寝ているスキをついてフライトマップを見るという
なにやら思春期の怪しい本の様にせざるを得なくなり、
友達でもない外国人に早くも気を遣うという
まさに現在の日本外交のようだと一人感心するのであった…

でもね、まだ終わらないの…

だってまだサンパウロに着いてないでしょ?

そう、こんなんじゃアタシの旅は終わらないのよ

長いから一度切るわよ

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